6月29日(木)、今出川キャンパス良心館302教室にて、大学生版災害ボランティア講座(実践講座)を開催いたしました。参加者は、学生や職員、社会福祉協議会関係者を含め10名でした。
この講座は、京都市で災害が起こった際に、学生がどうやって身を守るか、京都市や離れた地で災害が起こった際に、学生ができるボランティアはなにか…こうしたことを考えるきっかけとして、京都市社会福祉協議会との連携のもと、開催しました。また、こちらの講座の開催は「大学のまち京都 災害ボランティアに係るパートナーシップ宣言」の取組の一環です。
パートナーシップ宣言の詳細については、こちらのページ(https://volunteer.doshisha.ac.jp/report/693/)をご覧ください。
まずは、京都市社会福祉協議会の薮田さんより、災害ボランティアセンターの目的や運営の基本、また京都市における災害ボランティアセンターの体系についての講義がありました。
センターのことを理解したあとは、演習として災害ボランティアセンターの運営ロールプレイを行いました。ボランティア登録票記入・名札記入、コーディネート班、ニーズ受付班、資器材置場の4つの役割がありました。そして、災害ボランティアセンター運営と参加ボランティア役に分かれ、災害時のボランティア参加について一通りの流れを体験しました。
災害の場面では急がなければいけないことも多いが、安全の確保も重要なので、より丁寧に確認しなければいけないことが多く、参加者たちは役割の大変さを実感しているようでした。
終了後、参加者からは「実際に演習をさせていただき、何をすべきか参考になった」といった感想が多く寄せられました。
今後もボランティア支援室では京都市社会福祉協議会との連携のもと、災害ボランティアに係る講座やイベントを開催する予定です。詳細は決定次第、ボランティア支援室ホームページ上でお知らせいたします。