2024年7月3日(水)に「能登半島地震災害ボランティア活動報告会」を開催しました。本報告会は、令和6年元旦に発生した能登半島地震の災害ボランティア活動を行った学生の「現地の復興状況やボランティアが少ないなどの実情を、他の学生にも知ってほしい」という思いから、開催に至りました。
当日は、京都府及び京都市災害ボランティアセンターによるボランティアバスに参加した学生1名と、母体団体であるNPO法人IVUSAの災害救援活動に参加したASUVID今出川の学生2名の計3名よりそれぞれの体験談を報告いただきました。
体験談の報告のあとは、参加者を交えて質疑応答や意見・情報交換等、ざっくばらんに交流を行いました。参加者の中には、知り合いのツテで能登へ行く機会がありそうだが、実際はどうだったのか聞きたく参加したという学生もおり、報告会の終了後も活発な情報交換がなされていました。
ボランティア支援室では、能登半島地震をはじめとした災害ボランティアに関する相談も受け付けています。「どこから探せば良いかわからない」「持ち物などの準備物について不安がある」といったこともご相談ください。
また、キリスト教文化センターでは、8月1日より能登半島地震に係る支援活動を行う本学学生に対して、旅費支援を行うことが決定いたしました。
詳細はこちらから:https://www.doshisha.ac.jp/news/detail/001-DVWRIH.html
夏休みを活用して何かしたいと考える方の後押しとなる支援制度になっていると思います。支援制度の詳細はキリスト教文化センターへお問合せいただく方が良いですが、活動の探し方や災害ボランティアのことについて不安がある方は、まずはボランティア支援室までお気軽にお問合せください。
本報告会に協力してくれた学生の1人からは「学生の力は微力だが無力ではない。だからこそ、何もしないではなく、できることをやりたい」という言葉があり、非常に印象的でした。ボランティア支援室でも微力ではありますが、1日でも早く心休まる日々が被災された方に訪れるよう、自分たちにできることを模索し、継続していきたいと思います。