July.26.2024

はじボラ「今出川周辺の地域で活動してみよう」開催報告

ボランティア体験

Date:  
Place:

2024年6月に、はじボラ「今出川周辺の地域で活動してみよう」を実施しました。はじボラとはボランティアへの関心はあるものの、一歩が踏み出せない初心者層を主な対象とし、大学が主催するボランティアプログラムです。当日には、活動経験のある同志社生が一緒に参加し、活動中のサポートも行いました。今回は、今出川周辺地域のボランティア活動を体験できる機会として3つのプログラムを用意し、延べ11名の学生が参加しました。

1つ目のプログラムは、西陣地域を盛り上げるために定期的に開催されている「西陣朝市マルシェ」です。マルシェは飲食ブースだけでなく、野菜や特産物の販売や子どもによるゲームコーナー、ハンドメイドの物販など様々な出店が並び、地域の人が交流する場となっています。当日は抽選の受付のお手伝いをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目のプログラムは、「能舞台清掃」です。現在は使われなくなってしまった能舞台を復活させ守り続けていくための一つとして、月1回の定期的なお掃除活動をされています。また、お掃除後は、参加者同士の交流や、能舞台を活用しながら、地域の方が交流できる場づくりについて、意見交換をする時間を持たれています。当日は能舞台清掃の活動をされている受入団体の方々と参加者とで、これまでの能舞台での取り組みや上京区の歴史、オススメスポットなど、様々なお話をしながら交流を深めました。

 

 

 

 

 

3つ目のプログラムは学校の跡地を活用した取り組みである「まちなかあそび教室 PLAY!もとにし」です。当日は子どもの参加が少なく思っていた活動に取り組めなかった部分もありましたが、参加者には韓国の留学生もおり、子どもたちを待っている間に韓国の遊びの文化について共有してくれるなど、参加者同士の交流もありました。

 

 

 

 

 

参加した学生からは「想像よりも気軽に参加できてよかった。地域の方とお話できたのもよかった」「初めてのボランティア参加だったので、緊張していたが、地域のみなさんが優しく接してくださり、嬉しかった。清掃後の座談会で、能舞台のことだけでなく、京都のこと、上京区の歴史についても知れてよかった。」「ボランティアが一方的に苦労するイメージが参加するまではあったが、今回の活動を通じて人々とコミュニケーションをしながら、一緒にボランティア活動をもっと豊かにしていくというイメージに変わるようになった」といった、様々な声が寄せられました。今回をきっかけに、他のボランティアにも興味を持った、また同じ活動に参加したい!という声もあり、今後のボランティア活動への参加の後押しとなっていれば幸いです。

現在は、京田辺で活動できる「はじボラ」の参加者を募集中です!興味を持った方は、ぜひこちらから詳細を確認してみてください。
https://volunteer.doshisha.ac.jp/event/4121/