December.06.2023

【10/25(水)、11/19(日)実施】ちょいボラ、はじボラ「子どもボランティア」

ボランティア体験

Date:10.25(水)、11.19(日)  
Place:ボランティア資料室、元西陣小学校

2023年10月25日(水)に、ちょいボラVol.4「子どもたちが遊ぶゲームのポップづくりボランティア」を、また、2023年11月19日(日)に、はじボラ「学校跡地を活用したまちなかあそび教室を体験しよう!」を実施しました。

今回は「子どもボランティア」をテーマとし、学内で気軽に参加できる「ちょいボラ」と地域のボランティア活動を体験できる「はじボラ」の連動企画として実施しました。

10月25日(水)のちょいボラでは、子どもたちの遊び場であまり使われていないボードゲームのポップづくりを行いました。
はじめは、どのようなゲーム内容なのか実際に自分たちで遊びながら、各ゲームのポップの内容を考えていきました。どのボードゲームも初めて見たということで、説明書を見ながらゲームを楽しんでいました。
当初はポップづくりのみを予定していましたが、説明書もわかりやすくして作ってみたいと参加者同士で話し合い、説明書も作ることになりました。

「普段から絵などを書くのが好きで、たまたま時間が空いていたので参加してみた」という学生は、ちょいボラの開催時間だけでは完成することができず、持って帰って仕上げることとなりました。
1時間半の時間のため、時間内で完成させることが難しい様子ではありましたが、自分の得意なことを活かすことができるのもボランティアの一つということを気づく機会になったのではないかと思います。今回ちょいボラで作ったポップや説明書は、次のはじボラにてお披露目することとなります。

11月19日(日)のはじボラでは、元西陣小学校にて定期的に開催されている「西陣ベースメント」の活動に、6名の学生が参加しました。前述のちょいボラに参加した学生もおり、当日作ったポップを持ってきてくれていました。
はじめに学校跡地活用委員会で西陣ベースメントを担当されている山口さんから、元西陣小学校が閉校となった後の様々な活用例や歴史についてお話を伺いました。現在の西陣ベースメントは、元西陣小学校の将来の活用ビジョンを研究するための実験イベントとして取り組まれています。コロナ禍をきっかけに、子どもたちの外遊び環境支援を中心としながらも、教室や職員室での室内遊びが行われていることについても、説明がありました。
当日は元西陣小学校の横にある児童公園にて、西陣朝市マルシェが開催されており、ベースメントの広報を兼ねてチラシ配りに行き、子どもたちに声をかけました。だんだんとお昼が近づいてくると子どもたちが遊びに来てくれて、ボードゲームをしたり、グラウンドで鬼ごっこをしたりしました。
午後になっても、子どもたちが入れ替わりに遊びに来て、普段よりも多くの子どもの利用があったそうです。参加した学生たちは、子どもたちに誘われてドッチボールに参加したり、室内に来た子どもに声をかけて積み木で遊んだり、それぞれに遊ぶ様子が見られました。
はじめは緊張していた様子もありましたが、子どもたちの方から声をかけられることも多く、自然と緊張が解けていく様子が見受けられました。

参加した学生からは「初めは子どもにうまく話しかけられなかったのですが、ゲームのお誘いを通して声をかけることで楽しく会話することができました。また、子どもにとってもただ話しかけるよりもゲームを通して話す方が警戒せずにリラックスできるのではないかと感じました。さらに、自分がありのままで話しかけることによって、相手も徐々に心を開いてくれることが分かりました。」「今までボランティア活動は、掃除やゴミ拾いなど肉体労働的なものが多いというイメージがありましたが、今回のように子供たちと一緒に楽しむようなレクリエーション的なものもあることが分かりました。今回が初めてのボランティアでしたが、今後もより気軽に参加ができそうです。」といった声が寄せられました。
活動を通してボランティアに対するイメージが変わった、想像していたよりも気軽にできることに気づいたという声も多く、今回をきっかけに今後のボランティア活動への参加の後押しとなっていればいいなと思います。

西陣ベースメントは月1回活動されています。詳細の日時など気になる方は、ボランティア支援室までお問合せください。