December.07.2021

【11/6(日)実施】体験ボランティアプログラム第12弾 和束のお茶を守ろう!茶畑ボランティア

ボランティア体験

Date:11.6(土)  
Place:京都府相楽郡和束町

11月6日(日)に、[体験ボランティアプログラム第12弾]和束のお茶を守ろう!茶畑ボランティアを実施しました。

体験ボランティアプログラムとは、
・ボランティアに興味はあるけど参加するきっかけがない
・一歩を踏み出すのに勇気がいる
・何から始めればいいかわからない
といった学生を対象に実施する、ボランティア支援室主催のプログラムです。

今年度は第11弾に続き、活動時間や定員の人数の制限はありましたが、感染対策を講じながら無事に開催することができました。6人の学生が参加し、お茶が大好き!、和束にあこがれる留学生の話がきっかけで、入学してから人との交流が少なく楽しいことがなかったので…など動機はいろいろですが、ボランティアをするという心意気とお茶に関わる魅力は全員共通していました。

手早く食べた昼食時に、これから活動でお世話になる茶農家さんが作られたお茶(煎茶と和紅茶)をそれぞれいただきました。香り高く、一口なのにこれほどまでに満たされる、というお茶を淹れていただきました。

 

 

活動は2つのグループにわかれ、それぞれの茶農家さんの畑で活動を行いました。
第1グループは、山の高所にある急斜面もお茶畑でお茶刈りをしました。慣れない機械を使って大切な成果物を収穫するという貴重な経験をし、その後お茶を工場へ運び入れ、乾燥させる工程まで経験しました。
また、第2グループは、杉林の奥深くにある山と山の谷間にある3年目の苗の草刈りをしました。作業前は一面大きなシダに埋もれてお茶の木が見えないほどでしたが、丁寧に力強く草引きがなされていくと、綺麗なお茶畑に変わっていきます。この作業だけで制限ある活動時間は終了したのですが、達成感はとても大きくすがすがしい思いになりました。

 

活動後は2グループが一緒になり、振り返りを行いました。
参加学生からは
「和束のお茶についてだけでなく地域の人々のあたたかさも知ることができました。最初、2種類のお茶を淹れていただいた時にはただ美味しいお茶だなとしか思っていませんでしたが、作業を終えてから思い返してみると、今日自分が関わったあの茶畑の茶葉もいつかお茶になって誰かに飲んでもらえるのかもしれないと考えるととても感慨深かったです。皆さんとても優しくしてくださって、いつでも来ていいとおっしゃっていたのでまた伺いたいと思いました。」

「ボランティア経験はなく、ボランティアは大変なイメージがありました。実際参加すると、普段関わることのないようなお茶農家の方や学生と関わることができ、人との繋がりの大切さ、みんなで協力して一つのことに取り組むことの楽しさを感じました。また、いろんな知識を学ぶことができる場でもあったため、充実感がありました。」
といった声がありました。

活動時間としては3時間ほどの短い時間ではありましたが、どちらのグループも茶農家さんとの交流が盛んで、会話をしながら楽しく活動ができたようです。

次回は、春頃を予定しています。少しでも和束でのボランティアに興味があるという方、魅力がいっぱいの和束に来てみませんか?ぜひ参加をお待ちしています!