September.23.2020

【8/28(金)、9/15(火)実施】災害ボランティア入門講座

セミナー ボランティア体験

災害ボランティア入門講座

Date:8.28(金)、9.15(火)  
Place:オンラインミーティングアプリZoom

8月28日(金)と9月15日(火)に災害ボランティア入門講座を実施しました。本講座は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインミーティングアプリZoomを用いて開催しました。延べ17名の学生が参加しました。

本講座は、毎年のように発生している自然災害に対して、日ごろからの備えを見直すことや災害ボランティアに必要な知識や心構えを学ぶことにより、災害に対して意識を高めることを目的とした企画です。
第1回は「自分の身を守るためには」をテーマに、なぜ災害が起こるのかを学び、また災害があった際の行動について考えるグループワークを行いました。第2回は「災害ボランティアに参加するにあたって」をテーマに、災害ボランティア活動の種類、参加するにあたっての準備などについて学びました。
講師にはNPO法人国際ボランティア学生協会の深山恭介氏をお招きし、リモートでの講演を行っていただきました。

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〇第1回「自分の身を守るためには」
第1回の講義では、自然災害の種類や、なぜ日本では災害多いのかといった基礎的なことから、災害から身を守る備えについて、講義がありました。地震の備えについては、家具の転倒防止をしていないとどのようなことになるのか、動画を交えて解説いただきました。また、地震・水害に共通する備えでは、今からでもすぐに取り組むことができることが多く、日ごろの備えを見つめ直す機会になりました。
後半では、実際に被災した際の行動について考えるグループワークを参加者同士で行いました。地震編や台風編、また下宿先での被災した場合など、コロナ禍の状況も踏まえてのケーススタディとなりました。

 

〇第2回「災害ボランティアに参加するにあたって」
第2回の講義では、災害ボランティア活動の種類や、参加するためにはどのような準備が必要か、心構えや具体的な準備物などの講義がありました。災害ボランティア活動の種類では、自分の「好きなこと」が求められているという話があり、体を動かす以外にもおしゃべりが好きならお茶会のボランティアや、絵が得意なら炊き出しの際の看板に絵を描くことによって和やかな雰囲気づくりにつながるなど、これまでの活動の写真と共に解説いただきました。
後半では、地元が大雨による被災をした際に、自分にできることを1つ考え、それを実行するための必要な準備を考えるグループワークを行いました。

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参加者からは、「ハザードマップなどを自分で調べて、さまざまな状況に対応できるように対策を立てていこうと思う」「まずは自分が住む土地の災害の歴史や安全性について詳しく調べてみたいと感じた」「災害ボランティアに参加するときのイメージとして活用したい」といった感想が寄せられ、災害に対してじっくりと考える時間になったようです。

なお、全2回の講義の部分について、期間限定でオンデマンド配信を行っています。
特に第1回は災害に対してどのような備えが必要か学ぶことができ、皆さん必見です。この記事を読んで気になった方は、オンデマンド配信をぜひご覧ください。
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