January.25.2020

【1/12~13実施】令和元年台風第19号の影響に伴う被災地支援ボランティアプログラム

ボランティア体験

Date:1.12(日)~13(月・祝)  
Place:福島県いわき市

2020年1月12日(日)~13日(月・祝)に、福島県いわき市にて「令和元年台風第19号の影響に伴う被災地支援ボランティアプログラム」を実施し、本学学生2名と職員2名が参加しました。
ボランティア支援室では、毎年のように全国で発生する自然災害に対する災害ボランティア活動への備えやノウハウ等の蓄積などが課題となっていることを受け、2019年12月に現在も復興支援活動を継続的に取り組まれている東北地域の大学や関係機関にヒアリングを行いました。そのヒアリングを通して関係を構築した福島大学災害ボランティアセンターより、台風第19号による復旧活動のボランティアニーズがあることを受け、同センターと連携し、本プログラムを実施することとなりました。

1日目の日中は、いわき市災害ボランティアセンターを通じて、被災された方のお庭での清掃活動を行いました。収穫すぐの稲穂が大量に流されてきており、共に活動した10名ほどのボランティアが1日かけてやっと片づけることができました。休憩中には、被災された方が当時の様子をお話してくださり、水害の怖さを知る機会となりました。
夜は、福島大学災害ボランティアセンターが独自に活動しているいわき市内の避難所にて、避難されている方と一緒にご飯を作り、一緒に食べるという「クッキングプロジェクト」の活動に参加しました。福島大学生や避難されている方との交流を深め、1日目の活動を終えました。

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2日目は、福島大学災害ボランティアセンターのアドバイザーを務めている先生の案内のもと、東日本大震災で被災した地域を視察しました。いわき市内から浪江町まで、帰宅困難区域の境目となる場所や、新たな場所に移設された町役場、また、津波が到達した学校跡地や新しい防波堤など、様々な場所を案内いただきました。

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参加した学生からは、「実際に被災地へ行くと考えさせられ、胸が痛くなる。自分にできることが少しでもあるなら積極的に取り組みたいと思う」「学生の手を必要としているところもまだまだあると感じたので、災害の重大さを伝えたい。」という感想が寄せられました。

ボランティア支援室では、災害ボランティアに関しても学生のみなさんが参加しやすい環境を整えていきたいと考えています。また、台風19号に関する災害ボランティアもまだ一部地域ではボランティア募集をされています。気になっているが、どのように始めたら良いかわからない、などまずはお気軽にボランティア支援室までご相談ください。