12月9日（月）に、今出川キャンパス良心館411教室にて、第17回同志社つながる＠カフェ「西陣織～古今結びて、未来を織る～」を開催しました。参加者は5名でした。

同志社つながる＠カフェは、地域と学生の出会いの場を創出することをコンセプトに、地域で活動する様々な方々と出会い、気軽に情報交換のできる場として、上京区役所、上京区社会福祉協議会の協力のもと、ボランティア支援室学生スタッフARCO（以下、ARCO）が企画・運営をしています。

第17回である今回は「伝統工芸」をテーマに、西陣織を取り上げて、富坂儀一郎氏（富坂綜絖店）をゲストにお迎えしました。講演では、西陣織の歴史や西陣織の抱える問題などのお話に加えて、西陣織やデザインの元となる紋紙を実際に触る機会を設けていただき、また、織っている様子の動画を見せていただくなど、なかなか触れることができない西陣織を、より身近に感じる機会となりました。

講演後は、「西陣織を取り入れた西陣地域の町おこし」というテーマでグループワークを行い、商品開発の意見だけでなく、西陣地域を知ってもらうツアーをするのはどうか、といった意見なども寄せられました。

富坂さんは「西陣織を手に取って触れてほしい」という想いをお持ちで、「がま口体験」の開催や、西陣織のスマートフォンカバーやネクタイの販売をする等、手に取ってもらい易い形を工夫しながら、西陣織の歴史や魅力の発信に尽力されています。
そんな冨坂さんから参加した学生へのメッセージは、「何事も、まずは行動に移すことが大事！」とのこと。参加した学生には、興味を持ったことや気になることに、まずは飛び込んでみる勇気をもってもらえたらと思います。

次回の同志社つながる＠カフェは、「商店街」をテーマに、大学を飛び出して食べ歩きツアーを行います。今年度最後の＠カフェです。ぜひご参加ください！