7月8日(月)、今出川キャンパス良心館411教室にて、第16回同志社つながる@カフェ「職人に聞く!京菓子の魅力〜地域に根付く京菓子文化〜」を開催しました。参加者は12名でした。
同志社つながる@カフェは、地域と学生の出会いの場を創出することをコンセプトに、地域で活動する様々な方々と出会い、気軽に情報交換のできる場として、上京区役所、上京区社会福祉協議会の協力のもと、ボランティア支援室学生スタッフARCO(以下、ARCO)が企画・運営をしています。
第16回である今回は、「京菓子」をテーマに、口脇治氏(京菓子司 亀廣脇)をゲストにお迎えしました。講演では、知られざる日本のお菓子の歴史や意外と短い京菓子の歴史、公家や武家などの所謂上流階級の菓子文化や京都の暮らしに根付く庶民の京菓子文化などについて知る機会となりました。講演の最後には、一人で食べるよりも多くの人と会話を楽しみながら食べてほしいと、メッセージもいただきました。
講演後は、京菓子作り体験を行いました。一見、簡単そうに見える作業でしたが、細かな作業で、お煎餅に楊枝をさすときれいな団扇になりました。ARCOメンバーも参加学生も、少し緊張しつつも楽しんでいる様子でした。
体験後は、講演や体験を通じて京菓子について感じたことや気になったこと、口脇さんに聞きたいことを話し合いました。「新しい商品、アイデアはどのように作っているのか」といった質問や、「京菓子でおもてなしの心を表現するということがとても印象に残った」といった感想が寄せられました。
最後には、ARCOが作成した京菓子屋マップを用いて、大学周辺の京菓子屋を紹介しました。口脇さんからも、「ぜひ一度は京菓子屋に足を運んでほしい」というお言葉をいただき、同志社つながる@カフェを終えました。
今後の同志社つながる@カフェは、秋学期に行います。秋学期は10月頃に「伝統工芸」、12月頃に「京都のパン屋」を予定しています。今回は参加できなかったという方も、次回はぜひご参加ください。