7月2日(月)、今出川キャンパス良心館208教室と、7月4日(水)京田辺キャンパス知真館1号館211教室にて、「JICA国際ボランティアセミナー~青年海外協力隊ってどんなの?~」を開催いたしました。参加者は計14名でした。
この企画は、「協力隊にはどうやって参加するの?」 「どんな活動をするの?」 「国際協力に興味はあるのだけど・・・」という学生や、協力隊に参加してみたいという学生を対象に、JOCA(公益社団法人 青年海外協力協会)の職員の方と、青年海外協力隊員として活動された方を講師としてお迎えし、制度や活動の体験談を語っていただくセミナーです。
まずは、JICAの活動紹介映像を見せていただき、その後JOCA(公益社団法人 青年海外協力協会)の職員の方から、「JICAボランティアとは」「JICAボランティア事業の目的」「JICAのサポート体制」「帰国後について」と言った内容について話をしていただきました。
それから、今出川キャンパスでは、講師である平松さんより、青年海外協力隊として活動された内容をご紹介いただきました。
平松さんはフィリピンへ派遣後、コミュニティ開発の活動を行いました。具体的には、現地の方々のニーズを伺って、今までは個人で鞄などの生産していた方々を繋ぎ、組合を作るという活動をされていたそうです。
京田辺キャンパスでは講師である家谷さんより、ガーナでの活動体験をご紹介いただきました。家谷さんは、理数科教師として派遣されましたが、ガーナでの教育環境や生活環境を目の当たりにし、日本と比べて不便だからこそ良いところや、より良くしたいところなどがあったそうです。
平松さんからは「自分にはできないと思わず、とりあえずやってみてほしい」、家谷さんからは「途上国だからといって何でも遅れているわけではない。今彼らが持っている素晴らしいところにも目を向けてほしい」と、それぞれ学生に向けてメッセージをいただきました。
参加者からは、「実際に働いていた方の話を聞く機会はあまりないため、今回話を聞くことで具体的なイメージを掴むことができて、とても満足した」「活動のやりがいはもちろん、自分自身のスキルやメンタリティーを高めることのできるいい制度であると思った」などの感想が上がりました。
なお、ボランティア支援室でも、国際ボランティアの紹介をしております。またセミナーを聞き逃した学生には当日の資料をお渡しいたしますので、この記事を読んで気になっや方は気軽にお越しください。