December.28.2017

【12/10(日)実施】V-NETコラボ企画「1日体験入部」(同志社FAST)

ボランティア体験

V-NETコラボ企画「1日体験入部」(同志社FAST)

Date:12.10(日)  
Place:佛教大学 二条キャンパス駐車場

12月10日(日)、V-NETコラボ企画「1日体験入部」として、V-NET加盟団体のボランティア支援室学生スタッフARCOから3名が、同志社FAST(ファスト)がブース出店した「京(みやこ)防災フェスタ2017」に参加しました。V-NETコラボ企画「1日体験入部」は「V-NET加盟団体間の交流とお互いの活動に関する理解を深めたい」という要望から、団体同士でメンバー交換を行ってはどうかというアイデアから生まれた企画です。

 

 FASTとは、Fire And Safety Teamの略で、京都府内の大学生消防防災サークルで構成された京都府公認の学生ネットワークです。同志社FASTはそのネットワークの1つで、より多くの人に防災を身近に感じてほしいという想いを胸に様々な活動を行っています。具体的には、学内での学生向け救命講座の開催、地域の防災訓練への参加、子ども向け防災イベントを実施しています。

 

 今回参加した「京防災フェスタ2017」は、「身近に役立つ防災知識を発見し、身につける」をテーマに、同志社大学や佛教大学をはじめとした京都府の学生FASTや、消防関係機関、企業等が連携して開催されたイベントです。楽しく防災を学び、防災意識の向上を図るため、防災ステージや防災に関する展示・体験ブースがつくられました。

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同志社FASTのブースでは華頂大学FASTと合同で、日用品で作れる災害グッズとして、キッチンペーパーを使ったマスク、ビニール袋を使ったおむつ、新聞紙で作るスリッパを作る体験を行っていました。実際に作ったARCOのメンバーからは「全部とても簡単で、誰でも作ることができるものでした」との感想がありました。また、他にもAED体験や避難所をどう運営するかを考える避難所運営ゲーム、非常食をつくる体験など、様々なブースや発表があり、楽しく災害について学ぶことが出来る工夫がありました。

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↑新聞紙を使ったスリッパ      ↑ビニール袋のおむつ     ↑キッチンペーパーのマスク              

 

ここからは、当日参加したARCOメンバーからの感想です。

『イベント準備と雰囲気づくりについてARCOでも活かすことができると感じた点がありました。このイベントには多くの団体のブースが出店しています。ほかの大学のFASTはもちろん、消防や警察、自衛隊などの行政機関や民間企業との調整のためには入念な準備が必要です。京防災フェスタを立ち上げた同志社FASTの長穂さんはそれぞれのブースの出展内容や団体を把握されていました。ARCOのイベントで複数の団体との調整が必要な場合がありますが、運営者全員が全体を把握することで、成功を導けるのではないかと思います。

また、防災は人の命にかかわるテーマですが、会場は明るく、参加しやすい雰囲気でした。これはブースの担当者が楽しげであることや子どもの参加者の多さ、屋外の会場の開放感や装飾など様々な工夫があることが分かりました。その結果、多くの人に防災を身近に感じてもらうという、イベント全体の狙いが達成できていると感じました。ARCOも幅広いテーマのイベントを行っていますが、それぞれの狙いにあった雰囲気づくりで、企画目標の達成に近づくのではないかと思いました』

 

以上のように様々な良い経験、学びを得ることのできるV-NETの「1日体験入部」ですが、今回の参加団体は同志社FASTとARCOの2団体のみでした。コラボ企画を活性化させるという意味でもARCOのメンバー、他のV-NET所属団体の積極的な参加を期待しています。

 

同志社FASTの皆さん、ありがとうございました。

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