11月11日(土)、第9回同志社つながる@カフェ「ARCOと歩こう!大学周辺てくてくツアー」を開催しました。
同志社つながる@カフェは、地域と学生の出会いの場を創出することをコンセプトに、地域で活動する様々な方々と出会い、気軽に情報交換のできる場として、上京区役所、上京区社会福祉協議会の協力のもと、企画しています。
第9回である今回は、「ARCOと歩こう!大学周辺てくてくツアー」と題して、大学周辺のまちあるきを行い、歴史スポットや町家の構造等について学生スタッフ自ら紹介を行いました。また、まちあるきの後は、ゲストスピーカーとして都ライト実行委員会の露崎雄大さん(立命館大学4年生)と都ライト実行委員会のサポートを行われているANEWAL Galleryの益山周三さんをお迎えし、都ライトの取組や11/10~12に開催された町家のライトアップイベントについてのご紹介をいただきました。
しかし、直前までの天気予報は雨。まちあるきの開催が心配されましたが、イベント開始前に雨が上がり、無事予定通りまちあるきを行うこととなりました。※雨天の場合は、室内プログラム(すごろくゲーム)を予定していました。
まずはじめに、簡単なアイスブレイクを兼ね、参加者と学生スタッフの自己紹介。最初はそれぞれ緊張した面持ちでしたが、アイスブレイクが終わった頃には、学生同士打ち解けることができました。
参加者・スタッフともに小規模での開催となったことにより、終始アットホームな雰囲気でした。
まちあるきに出かける前に、学生スタッフから上京区の歴史についてスライドを用いて説明がありました。応仁の乱や洛中洛外図上杉本の説明、また犬矢来や忍び返しなどといった町家の構造の説明をし、これからのまちあるきに備えて基本的な知識を学びました。
まちあるき時の注意事項についてガイダンスがあった後、いよいよまちあるきのスタートです。約1時間ほどかけ、寒梅館を出発し上京区役所、白峯神宮、ANEWAL Gallery、宝鏡寺、百々橋(どどばし)、表千家・裏千家などを巡り、途中で町家の構造紹介も行いました。参加者からは「大学の近くにこんなにたくさんの有名スポットがあるとは知らなかった」という感想もあり、学生スタッフに興味深く質問をしている姿も見受けられました。
大学に戻ってからは、ゲストスピーカーの都ライト実行委員会の露崎雄大さん(立命館大学4年生)と都ライト実行委員会のサポートを行われているANEWAL Galleryの益山周三さんから、都ライトの取組や町家のライトアップイベントについてのご紹介をいただきました。
お話の中には、都ライト実行委員会に所属するメンバー数の減少により、近年はイベントの担い手が少なくなっており、ボランティアスタッフの力が必要になっているという現状についても知ることができました。
参加者のアンケートでは、「大学周辺を歩いてみて、普段の学生生活を過ごすだけでは知らなかったことを知れた」「まちあるきの際、解説があったのがよかった」「都ライトの舞台裏について知ることができてよかった」などの感想がありました。
都ライトは毎年11月上旬に開催されていますので、少しでも興味を持った方は、イベントに関わってみてはいかがでしょうか?スタッフ募集等の詳細は、都ライトのホームページをご確認ください。
また、同志社つながる@カフェは、これからも定期的に実施していく予定ですので、ぜひご参加ください。