December.26.2017

【11/3(金・祝)実施】V-NETコラボ企画「1日体験入部」(国際居住研究会)

ボランティア体験

V-NETコラボ企画「1日体験入部」(国際居住研究会)

Date:11.3(金・祝)  
Place:良心館207教室

11月3日(金)、V-NETコラボ企画「1日体験入部」として、V-NET加盟団体から4名が国際居住研究会の全体ミーティングに参加しました。

国際居住研究会とは、世界で住宅支援を行う国際NGOのHabitat For Humanity、フィリピンで子どもと女性の支援を行うSALTパヤタス、バングラデシュのフェアヌ村の小さな孤児院の支援を行うボンドゥ孤児院プロジェクトの3つの学生支部から構成さている同志社大学の公認団体です。全ての活動は「私たちは世界の誰しもに可能性の開かれたフェアな社会の実現を目指します」という理念にもとづいており、日々、東南アジア諸国の貧困問題などに取り組んでいます。

今回は、ボランティア支援室の学生スタッフARCOと同志社FAST(ファスト)のメンバーが参加しました。V-NETコラボ企画「1日体験入部」は「V-NET加盟団体間の交流とお互いの活動に関する理解を深めたい」という要望から、団体同士でメンバー交換を行ってはどうかというアイデアから生まれた新企画です。

ミーティング当日の次第は以下の通りでした。
居住研①

国内問題企画では「難民すごろく」(シリア:もし、あなたが難民となったら……)を行いました。

 

難民すごろくとは国境なき医師団が作成したもので、難民となった人びとの過酷な長旅のリアルを、子どもから大人まですべての方が学ぶことのできるすごろくゲームです。

居住権② 居住研③

 

 

 

 

 

 

 

 

すごろくの後は、日本の難民受け入れの現状について考えました。

居住研⑤

 

「難民」という一見重いテーマではありましたが、ゲームや解説を交える工夫がされていたことで、事前知識のない、今回参加したメンバーでも、わかりやすく難民について学ぶことができました。

 

 

 

 

今回「1日体験入部」に参加したV-NETメンバーからは、「約70名の大勢で行ったにもかかわらず、議論するときは活発に、話を聞くときは、話し手の方を向いて静かに聞くというメリハリのある雰囲気ができていてすごいと思った」といった感想がありました。

「ミーティング中は常に受け身になって聞くのではなくて、批判的な目を向けながら聞くことによって、質問をしたり改善点を指摘できるようになるのではないか。聞くときは真剣に聞き、質問や意見をたくさん出すことで議論が活発になる。そうすることによって、メリハリのあるミーティングの雰囲気を作り出せるのではないか」という意見もありました。

 

普段参加する機会のない他団体の活動の様子を覗き見することで、短い時間の中にも多くの刺激があったようです。今回の体験入部で見聞きしたことや学んだことをそれぞれが所属している団体に持ち帰って活動に活かすことで、V-NET全体としての活動がさらに活性化し、発展することを期待しています。

居住研⑥

国際居住研究会のみなさん、ありがとうございました