11月5日(日)、[体験ボランティアプログラム第4弾]和束のお茶を守ろう!茶畑ボランティアを実施しました。
体験ボランティアプログラムとは、
・ボランティアに興味はあるけど参加するきっかけがない
・一歩を踏み出すのに勇気がいる
・何から始めればいいかわからない
といった学生を対象に実施する、ボランティア支援室主催のプログラムです。
3月に第1弾、5月に第2弾、10月に第3弾を開催し、第4弾となる今回は、
和束最大のお祭りである「茶源郷まつり」内で開催されたほっこりサークルのイベント
「お茶スイーツコンテスト」の補助スタッフとして、本学学生7名がボランティア活動を行いました。
「お茶スイーツコンテスト」は、食を学ぶ学生を対象に、和束茶を活かしたスイーツ開発を通して
和束茶を知る・楽しむ機会を作りたいという思いで和束町のお茶農家で構成されるグループ「ほっこりサークル」が企画しました。
学生7名はお茶スイーツコンテストの審査会の補助と、一般投票のブース補助に分かれて活動しました。
まず審査会の補助担当の学生は、コンテスト会場の準備や審査会で試食するスイーツの準備などのお手伝いをしました。
スイーツの準備の場面では、コンテストにエントリーしているスイーツを見て、
「和束茶が色んなスイーツに変身して、和束茶の新しい一面を見ることができた」
と、驚く学生の姿もありました。
審査会が始まると、審査員である堀忠雄町長やほっこりサークル会長の植田修さんに
試食スイーツを配るなど、審査会進行のお手伝いを行いました。
「お茶スイーツコンテスト」の開催は今回が初の試みだったこともあり、
予定通りに進行しないなど臨機応変に対応することが求められる場面もありましたが、
学生それぞれが自ら進んでできることを探し、テキパキと活動する姿が見られました。
参加した学生からは、「商品開発コンテストを支える運営側のスタッフとしてイベント運営の工夫や努力を知ることができた」という感想がありました。
一方ブース補助担当の学生は、ほっこりサークルのブースで「お茶スイーツコンテスト」の一般投票のお手伝いを行いました。
茶源郷まつりの来場者への呼び込みや投票の仕方を説明するなどして、ブースを盛り上げました。
そして審査員投票と一般投票の集計を終えると、ステージでは結果発表と表彰式が行われました。
ここではマイク補助や表彰状・賞品を渡す係りなど、ステージ補助の活動を行いました。
表彰式を終え、「お茶スイーツコンテスト」での活動を終えた後は、
各々「茶源郷まつり」を見て回りました。
会場では色んな屋台が出店されていて、学生は和束のお茶を堪能できたようです。
その後、来場者にほっこりサークルの団体紹介のチラシを配布して活動案内を行い、
審査会が行われた会場の片付けや、一般投票が行われたブースの片付けをして今回のボランティア活動を終えました。
活動を終えた後は、一日の活動の振り返りを行いました。
学生からは、
「市内から離れた町のお祭りにこんなにたくさんの人が集まることにビックリした」
「ボランティア活動は初めてで緊張したけど、地元の方やお祭りに来ていた人の温かさを感じた」
「和束に行くたびに和束の違う一面が見れるので、これからも和束に行こうと思った。もっとたくさんの人に和束に来てみて欲しいと思った」
などの感想がありました。
振り返りの終わりには、
「農家をされている方は1年の内、何日間働いているんですか?」
「お祭りでは、外国の方もたくさん見かけましたが、どのような方法で外国の方に和束を紹介しているのですか?」
など、活動中に感じた疑問を学生が投げかけ、それに対して植田さんにお答えいただくなどして、活発に意見交換を行うことができました。
和束町での体験ボランティアは、今後も継続して実施することを予定しています。
和束でのボランティアに興味があるという方、お茶に興味があるという方、ぜひ参加をお待ちしています!
ほっこりサークルHPでもお茶スイーツコンテストの記事をご覧いただけます。