6月20日(火)、今出川キャンパス良心館106教室にて、国際ボランティアってどんなの?~有意義な夏休みのために~を開催しました。
この企画は、国際ボランティアをしたい学生や海外で活躍したいと思っている学生、また夏休みの過ごし方を迷っている学生へ向けて、NICE(日本国際ワークキャンプセンター)の取組や実際にプログラムに参加した先輩の体験談を紹介することで、国際ボランティアへの理解を深めてもらうとともに、学生生活を充実させるきっかけとすることを目的とした企画です。
まずは、NICE(日本国際ワークキャンプセンター)の職員である木村様より、制度の説明をしていただきました。
ここでは、国際ワークキャンプとは何か?どんなことが体験できるのか?という説明から、費用面や事前研修の説明、また参加者の志望動機についてお話をしていただきました。
次に今回のスピーカーである、商学部4回生の諏訪ほのかさんに、香港で参加したプロジェクトについてお話をしてもらいました。諏訪さんは、参加した地域の方々の自然豊かな村を守りたいという思いからはじまった、リノベーションワークや農地の開墾、文化紹介などを行うプロジェクトに参加しました。
英語が上手でなくても参加できるということや、各国の方とつながりが持てたことが嬉しかったといったお話がありました。
次に、グローバルコミュニケーション学部4回生の森良太さんに、ベトナムで参加したプロジェクトについてお話をしてもらいました。森さんは川に浮かんでいるスラム街での生活支援を行うプロジェクトに参加しました。
困っている人たちの力になれて感謝されることによって、すぐに成果が出るわけではないけれど、ボランティアが参加し続けて活動していくことの意義を感じられたとのお話がありました。
次に、グローバル地域文化学部3回生の飯田万由子さんに、アイスランドとモンゴルで参加したプロジェクトについてお話をしてもらいました。飯田さんは、アイスランドでは、草刈りや町の清掃、森の管理を行う自然に関するプロジェクトに参加され、モンゴルでは、小学生から中学生に対して、放課後に英語の授業を行うプロジェクトに参加されました。
子どもたちが日本を知ろうと興味を持って話しかけてくれたり、物がないなりに能動的に動き、人と繋がろうとしたりする人たちを見て、繋がりの重要性を感じたとのお話がありました。
その後、ブースに分かれ、それぞれのスピーカーやNICE職員の方とお話できるフリートークの時間では、活動選択をどのようにしたらよいか、本当に英語が上手くなくても参加して大丈夫か、どんなところにやりがいを感じたかなど、参加者はスピーカー・NICE職員とざっくばらんな意見交換を行うことができていました。
参加者からは「それぞれの体験談を聞けてよかった」「フリートークの時間に質問できてよかった」などの感想が寄せられました。
国際ボランティアに参加することによって、海外旅行では感じることのできない地域や人、環境などに触れることができます。人と違った体験をしてみたい方は、ぜひ参加してみてください。
ボランティア支援室では国際ボランティアの紹介をしていますので、気になる方は、気軽にお越しください。