こんにちは!ARCO(アルコ)のかにーです。
今回は、2021年春学期に行った「ヒアリング活動」について報告したいと思います。
ARCOの活動理念の一つに「地域と学生の顔の見える関係づくり」というものがありますが、コロナ禍によって地域イベントの機会が減ったり、対面活動に制限があったりして、地域の方との関係を継承することが難しくなっている状況にありました。
そこで、ARCOの活動とゆかりのある方々に、今何をしているのかなどの話を聞いて、今までのつながりの継続を目的としてヒアリング活動を行いました。
私は、ゆかりのある方の中でも、町家清掃の際にARCOに声をかけてくださる冨家さんという方にお話を伺いました。
冨家さんは、NPO法人京町家なんでも応援団の代表をしている方です。コロナ禍以前は冨家さん主催の「町家清掃」にARCOメンバーも参加していました。
冨家さんには、町家清掃を始めた背景や、活動を通しての発見、町家の現状や課題について話して頂きました。
大人の方に直接お話を伺う経験をしたことがなかったので、緊張しながらの活動になりましたが、京都の大学に通っていながらも全く知らなかった京町家のことについて知ることができて良い機会になったなと思います。
冨家さんが学生に向けて「大学生は4年間しか京都にいないことが多くて、せっかくいい関係が築けても思い出にとどまってしまい、その先に繋がらない」とおっしゃっていたことが個人的には印象に残っています。
確かに大学を卒業した後、大学周辺で就職して住む学生は多くないのかもしれませんが、大学生と地域の関わりが、地域と長く関わりを持てる環境を生み出していく必要があると思いました。
さて、今回の学生ブログではヒアリング活動についてご報告させて頂きました。
これからも私たちARCOは、同志社大学の学生がボランティアを身近に感じられるように様々な活動を続けていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します!
以上、かにーでした!