January.08.2020

第17回同志社つながる@カフェ 活動報告

arco

こんにちは!ARCOのベリーです!

今回は、2019年12月09日(月)に実施しました第17回同志社つながる@カフェ「西陣織~古今結びて、未来を織る~」について報告します。

同志社つながる@カフェとは、様々な分野で活躍されている地域の方をゲストにお迎えし、学生と情報、意見の交換を行うことで、学生が地域に興味関心をもつことを目標として行われているARCOの基幹事業です!17回目となる今回のテーマは…なんと「西陣織」です!西陣織は京都を体表する伝統産業であり、中でも上京区とつながりが深いということもあって、西陣織を育んできた地域性や西陣織そのものを身近に感じてもらえたらと思い企画しました。

 

西陣織2

 

西陣織

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲストスピーカーに富坂綜絖店から富坂儀一郎さんをお迎えして、西陣織の歴史、西陣織の抱える現状とその課題について取り上げていただきました。染物にはない織物独特の肌触りを大事にして欲しい、まずは手に取っていただきたいとのことで各グループに西陣織やデザインの元となる紋紙が配られると、参加していた学生は普段目にする機会がないこともあって興味津々といった印象でした。

講演後のグループワークでは「西陣織を取り入れた西陣地域の町おこし」について話し合いました。商品開発の観点から西陣織の高級感・ブランドイメージを大切にしつつ、手に取ってもらいやすいようにワンポイントで取り入れれば若者にも身近に感じてもらえるのではないかといった意見や、西陣織の伝統産業を継承する観点から職人訪問ツアーや着物を着て町家巡りをしたら織物だけでなくそこにまつわる人や文化に触れてもらえるといった意見などが出され、西陣織をもっとよく知って欲しいというアイデアが盛り沢山でした。

「頭で考えるには限界がある。なんでも実行に移すことが大切。」という富坂さんのお言葉にあるように、今回は残念ながら「考える」ことでしか西陣織の魅力に迫れませんでしたが、西陣織に関することに限らず「実行する」ことで得られる経験値を大切に、残りの学生生活を送りたいと思いました。参加学生にとっても背中を押してくれるきっかけになったのではないでしょうか。

 

今後も@カフェでは地域とのつながりを大切にしながら取り組んでいきますので、皆さんも心待ちにしていて下さい。次回は、「商店街」をテーマにその魅力に迫ります!長い長いテストが終わって一息ついた頃、私たちARCOと一緒に商店街をぶら~り満喫するのはいかがでしょうか?ご参加お待ちしております!

 

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以上、ベリーでした。