2023年台風7号の影響による大雨災害をはじめとする
災害ボランティア活動を考えているみなさんへ
(更新日:2023年8月25日)
2023年台風7号の影響による大雨において、たくさんの地域で災害が発生しております。このたびの災害により被災されたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。
だんだんと被害の状況が見えてくる中、報道等を見て「何か自分にもできないか」と考える方もいるかと思います。現地でのボランティア活動を検討される際は以下のことにご注意ください。活動参加のための基本的な情報をお伝えします。また、安全に活動するために知っておいてほしいこと(準備物や保険のこと等)がありますので、参加を検討されている学生は、まずは、ボランティア支援室にご相談ください。
1.被災地の情報やボランティア活動に関する情報収集
被災地の状況や災害ボランティア活動に関する情報は、全国社会福祉協議会のホームページなど関係機関から情報を随時確認してください。特に、被災地では二次災害が発生する可能性がありますので、ボランティア活動に入る前に、現地の情報についても十分に確認してください。特に、被災した地域の状況は刻々と変化しており、ボランティアの募集状況も変化しています。参加する際には、必ず、最新の情報を調べてから参加するようにしてください。
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報 https://www.saigaivc.com/
2.ボランティア活動の計画づくり
被災地周辺でのボランティア活動は予期せぬ危険を伴う場合もあります。食料・装備・宿泊先など事前に十分に計画・準備することはもちろんのこと、ケガ・病気(破傷風など)の予防についても十分留意した上で、自己責任のもと適切かつ慎重に行動してください。ボランティア活動に従事する期間についても、無理のない範囲で検討してください。自分自身の力量を超える無理なボランティア活動は、かえって被災地の方やボランティア受入団体の方に迷惑をかけることとなります。長期間に渡るボランティア活動は精神的・体力的に負担が大きいため、概ね3日間程度、最長で1週間程度を目安としてください。
実際にボランティア活動を行う場合は、個人として活動するのではなく、必ず各機関(現地のボランティアセンター・NPOなど)にボランティアとして登録してください。
また、自身のボランティア活動について、必ずご家族にも事前に相談・同意の上、活動の計画をするようにしてください。
<災害ボランティアに関する情報をわかりやすくまとめているサイトの紹介>
・ボランティアのみなさまへ(社会福祉法人 全国社会福祉協議会 地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター)
・これだけは知っておこう「災害支援ボランティア」(社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
・災ボラ予備知識(特定非営利活動法人 レスキューストックヤード)
<京都府内の災害ボランティア募集情報>
・京都市災害ボランティアセンターによるボランティアバス運行について(8/29)
3.ボランティア活動の届け出
ボランティア活動をしようとする学生の皆さんは、必ず事前に両校地いずれかのボランティア支援室に届け出てください。ボランティア活動は内容によっては危険を伴います。ボランティア支援室では、各々の活動に対するご自身の安全管理の確認ならびに指導・助言をいたします。
活動の届け出についてはこちらのフォームをご入力ください https://forms.office.com/r/EwJjHTvSqD
4.ボランティア保険の加入
ボランティア活動を行うにあたっては、必ずボランティア保険への加入手続きを済ませてください。受入団体が一括して保険に加入する場合もありますので、受入団体に事前に確認するようにしてください。
5.被災地以外での募金活動等について
被災地まで赴かない遠方からの支援としての後方支援も被災地復興支援の一つです。各自情報収集をした上で、自分にできることを検討してください。
また、募金活動を学内外で検討されている方(団体含む)は、まずはボランティア支援室へご相談ください。
6.自分自身の備えを見直す機会に
豪雨災害や台風の被害等が多く発生する季節でもあります。今一度、自分自身が住んでいるハザードマップを確認することや防災グッズなどを見直し、何かあった時の家族との連絡手段等、災害に対する備えをする機会にしましょう。
大学がある京都市及び京田辺市のハザードマップ等の情報はこちらから確認できます。
京都市防災危機管理情報館:http://www.bousai-kyoto-city.jp/bousai/index.html
京田辺市安心まちづくり室:http://www.kyotanabe.jp/soshiki/2-1-0-0-0_12.html
なお、「こんな活動できるかな」「誰かに相談したい、聞いてほしい」ということがあれば、ボランティア支援室までご相談ください。