June.10.2016

熊本地震被災地復興支援ボランティア活動を考えている皆さんへ

ボランティア活動は、一人ひとりの自発的な善意の行動であり、その活動に対する責任や安全についても自己完結しなければなりません。学生支援センターでは学生の皆さんに下記の点を踏まえた行動を求めます。

1.ボランティア活動の届出
ボランティア活動をしようとする学生の皆さんは、必ず事前に両校地いずれかのボランティア支援室に届け出てください。ボランティア活動は内容によっては危険を伴います。ボランティア支援室では、各々の活動に対するご自身の安全管理の確認ならびに指導・助言をいたします。また、ボランティア活動を行うにあたっては、必ずボランティア保険への加入手続きを済ませてください。受入団体が一括して保険に加入する場合もありますので、受入団体に事前に確認するようにしてください。また、自身のボランティア活動について、必ずご家族にも事前に相談・同意の上、活動の計画をするようにしてください。

2.ボランティア活動に関する情報収集
被災地の状況や学生ボランティアによる支援要請等に関する情報については、全国社会福祉協議会のホームページなど関係機関からの情報(【※】参照)を随時確認し、自分自身の力を生かしながら、無理なくできる適切な活動を検討してください。特に、被災地では二次災害が発生する可能性がありますので、ボランティア活動に入る前に、現地の情報についても十分に確認してください。

3.ボランティア活動の計画づくり
被災地周辺でのボランティア活動は予期せぬ危険を伴う場合もあります。食料・装備・宿泊先など事前に十分に計画・準備することはもちろんのこと、ケガ・病気(破傷風など)の予防についても十分留意した上で、自己責任のもと適切かつ慎重に行動してください。ボランティア活動に従事する期間についても、無理のない範囲で検討してください。自分自身の力量を超える無理なボランティア活動は、かえって被災地の方やボランティア受入団体の方に迷惑をかけることとなります。
また、実際にボランティア活動を行う場合は、個人として活動するのではなく、必ず各機関(地方自治体・公共団体・NPOなど)にボランティアとして登録してください。

欠席届について

熊本地震被災地復興支援ボランティア活動への従事を事由に、授業を欠席する場合は、ボランティア活動に従事したことを証明する書類を学生支援センターにて承認を受けた上で欠席届を記入し、科目担当者に提出してください。(注:配慮をお願いする文書ですので、いわゆる公欠届ではありません。欠席の取り扱いは授業担当者の判断によるため、十分に考慮すること)

被災地以外でのボランティア活動について

被災地まで赴かない関西を拠点とした後方支援も被災地復興支援の一つです。各自情報収集をした上で、自分にできる活動を検討してください。

【※】ボランティア情報収集のため、下記団体のホームページを参考にしてください。
社会福祉法人 全国社会福祉協議会「被災地支援・災害ボランティア情報」
京都府災害ボランティアセンター
熊本県社会福祉協議会
日本赤十字社   他

2016年6月10日
同志社大学学生支援機構
学生支援センター所長