December.14.2021

【12/6(月)実施】知らんくても大丈夫?~クイズで学ぶ防災・キャンパスver.~

セミナー 交流カフェ

Date:12.6(月)  
Place:室町キャンパス寒梅館地下A会議室

12月6日(月)に知らんくても大丈夫?~クイズで学ぶ防災・キャンパスver.~を寒梅館地下A会議室にて実施し、4名が参加しました。

ボランティア支援室では、毎年のように発生している自然災害に対して、学生の災害や防災に対する意識を高めるきっかけづくりを目的に、今年度は年間的に事業を展開しています。
第三弾となる本企画は、普段から防災をテーマに活動をしている防災サークルの同志社FASTとの合同主催という形で、学生目線から防災に関する企画を考えてもらい、実施しました。

当日は、今出川キャンパスに設定した4ヵ所のスポットを巡りながら、地震が発生した際にどのような行動や判断をするか、参加者同士でクイズを解きました。クイズでは、地下鉄に乗車する際や、エレベーターに乗車中の際、また、図書館で勉強中など、様々な場面を想定したクイズ内容でした。スポットを巡った後は会議室に戻り、答え合わせと各スポットの詳しい防災知識に関する解説を同志社FASTメンバーから行いました。

 

また、クイズだけでなく、何か実践的に使える知識を体験できるようにと、企画段階でこだわり、クイズの後では、身近なものであるビニール袋を使って三角巾を作る体験を行いました。
代用になることは知っていても、実際に作る機会は少ないことから、楽しそうに各自で作っている様子でした。

 

企画の最後には、同志社FASTメンバーによる、防災に役立つグッズリストの資料の解説を行いました。ただ単に資料の解説だけでなく、実際に持ち歩いているメンバーのグッズを見せながら、具体的なグッズの形や全体の量などもイメージできるように、工夫して伝えている様子でした。
また、お土産として同志社大学内で保管している実際の非常食や、京都市社会福祉協議会からご提供いただいた非常食(長期保存用のビスコと、水戻し餅)をお渡しし、企画を終了しました。

 終了後のアンケートでは、「大学内での地震や地下鉄時について考えたことがなかったので、考えるきっかけになり、袋で三角巾を作れることを初めて知ることができて良かったです。」「クイズを見て考えたことと実際に取るべき行動が違うところがたくさんあったので、学びが多くあってよかったです。」といった感想が参加者から寄せられ、防災に対して考える時間になったようです。

企画を考えた同志社FASTメンバーからは、「防災について知ってもらうきっかけを作れたと思います。一方で、参加者からは、クイズで用意していた回答以外にも様々な視点での回答があり、自分たち自身も学びになりました」「次回に企画する際は、防災をより身近に感じてもらえるような内容にしたいです!」といった感想があり、次回につながる声も寄せられました。

今年度は防災や災害に関する事業は以上となりますが、いつ発生するかわからない災害に対して、引き続きボランティア支援室としても備えていければと思います。