こんにちは!ARCOのおさむです!
10月30日に行われた第13回同志社つながる@カフェについて報告します。
同志社つながる@カフェとは、様々な分野で活躍されている地域の方をゲストにお迎えし、学生と情報、意見の交換を行うことで、学生が地域に興味関心をもつことを目標として行われているARCOの基幹事業です!
今回のテーマは「京町家」ということで、近年問題視されている京町家の減少や、それに伴う京町家の残し方などをグループワークで議論しました。
しかも!なんと!今回は@カフェ初の試みで大学を飛び出し、大学から徒歩約20分のところにある「今原町家」さんで行いました!!
今回は、ゲストスピーカーにNPO法人「京町家なんでも応援団」の団長でいらっしゃる冨家裕久様をお招きし、京町家の歴史、京町家のメリット、デメリットなどの特徴、京町家を残す上で重要なことをお話しいただきました。
重要なことの一つを例に挙げると、町家をカフェとして残すための改修において、壁を壊したり柱をとったりするデザインで設計してしまうと、そのカフェが撤退したときに元の町家には戻すことができず、解体せざるを得なくなるということがあるそうです。今までは町家を残していく改修はどれもとても良いことであると思っていたので、町家であり続けるための改修をしていく必要があるということを知ることができました。
そのようなお話を踏まえ、次に参加者を班に分け、班ごとに町家を積極的に残していくべきか、残すのであればどういう残し方があるのかという議題でのグループワークをし、最後に全体共有をしました。どの班も町家を残すべきという意見で一致しており、残し方については、町家の良さを活かしつつ、現代の技術を取り入れていくべきなどの意見が班ごとにたくさん出ました。
今回の@カフェでは普段私たち自身が調べても得られない、実際に町家改修に携わっている方の視点で町家の減少の問題、改修の問題を考えてみるということができたと思います。さらに、今回@カフェを町家で行うことで、町家を体感しながら町家について考えることができる良い機会を作ることができたと思います。実際に参加者からも高評価を得ることができ、僕たちもとてもうれしく思っています(*^▽^*)
以上、おさむでした!