April.17.2018

【3/14(水)・15(木)実施】田舎の生活を体験!宿泊型スタディツアーin和束町(第2クール)

ボランティア体験

田舎の生活を体験!宿泊型スタディツアーin和束町(第2クール)

Date:3.14(水)~15(木)  
Place:京都府相楽郡和束町

3月14日(水)~15(木)、田舎の生活を体験!宿泊型スタディツアーin和束町(第2クール)を実施しました。

 2月に引き続き、和束町の地域活性化の取り組みのひとつとして、一般財団法人 和束町活性化センターが行なっている野農業生活体験(民泊)に、無料モニターとして、本学学生19名が参加しました。

 

1日目(3月14日)

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まず最初のプログラムとして、石寺の茶畑景観散策を行ないました。茶畑に向かうバスの車内では、和束町活性化センターの下村さんから和束の町の概要についてお話をいただきました。実際の茶畑を目にした瞬間、学生からは「ワッ」という歓声が上がり、綺麗な景観に感動した様子でした。和束茶は1kgあたり16万円(2017年の初市の最高値)もするような高級なお茶であることや、お茶のつくり方や収穫の方法、お茶の種類などについてお話があり、学生は熱心に説明に耳を傾けていました。

その後、場所をてらす和豆香にうつし、和束町雇用促進協議会の木村さんから和束町の活性化の取り組みについてご紹介をいただきました。
お話の中では、少子高齢化や主産業の茶業の衰退、雇用の問題などといった現在和束町が抱える課題、それに対する町の取組みとして観光業やほかの魅力作りに励んでいるといったリアルなお話を聞くことができました。

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IMG_1037また、和茶園の茶農家・植田さんからは 和束町での新規就農に至ったライフヒストリーを中心にお話をいただきました。学生からは「お茶農家になろうと思った理由はなんですか?」「茶農家をしていてつらかったことはありますか?」「今、困っていることはありますか?」など様々な質問が出て、活発に意見交換をすることができました。

 

 

IMG_0774夕方からはグリンティ和束にて、「入村式」を行ないました。
学生たちは今日からお世話になる受入家庭とここでご対面となりました。

 

 

その後、学生たちは各受入先へ。ここからはそれぞれのご家庭での時間を過ごします。

 

2日目(3月15日)

朝、グリンティ和束にて再会し、「離村式」をおこない、その後、受入家庭のみなさんとともに今回の民泊体験について意見交換をおこないました。

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学生からは、
「本当の家族のように接していただき、和束の人のあたたかさに触れることができた」
「茶農家のビジネスについて学ぶことができた。これから就活を迎えるにあたって、非常に勉強になった」
「和束の人は車ですれ違う人にも挨拶をされていて、地域コミュニティの深さを実感した」
「昔ながらの日本の文化(お持ちをついたり・・・)を大切にしたいし、もっと他の人にも知ってほしい」
「都会ではできない経験ができた」といった意見が出ました。

受け入れ家庭の方からは、「本当に楽しかった」「子どもたちが帰ってきたようでした」「第二のふるさとと思って、また和束に帰ってきてね」といったあたたかいお言葉が学生にかけられました。

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その後のふりかえりでは、グループに分かれ、和束と自分の地元との違い、和束の課題と学生にできる取り組み、和束をより魅力的な町にするアイデアなどについて話し合いました。

 

 

 

プログラム終了後は、和束町活性化センターの運営するハーブ園にて、苗を植える活動を行ないました。活動後は、ガラスハウスで栽培されているハーブの見学をさせていただきました。

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プログラムに参加した学生からは、
「田舎の住み方・暮らし方や、自分で作った作物を食べるということのすばらしさを学んだ」
「仕事についての選択肢が広がった」
「景色や人、お茶への思いなど、現地でしか得ることのできない和束町の生の情報に触れることができた」
「和束の人は地域で支え合って生活されているのが印象的だった」
「受け入れ家庭のあたたかさ、人とのつながりの重要さなどを感じた」
といった感想がありました。

ボランティア支援室では、継続的に和束町でのプログラムを実施していく予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。
プログラムの詳細は、決定次第、ホームページ上でお知らせします。