April.11.2017

3月29日(水)同志社大学のボランティア団体「ASUVID(アスビッド)今出川」が鴨川清掃を行いました

ボランティア体験

〔3月29日実施〕 鴨川清掃活動

Date:3/29(水)  
Place:鴨川

3月29日(水)同志社大学のボランティア団体「ASUVID(アスビッド)今出川」のメンバー37人が鴨川清掃活動を行いました。

 ASUVID今出川は同志社大学のボランティアサークルの一つで、同志社大学、同志社女子大学の学生約250人が所属しています。「環境保護」「地域活性化」「国際協力」「災害救援」「子どもの教育支援」の5つの分野を中心とした地域に根ざした幅広い活動をしています。

 今回は、大学の近くの高野川(賀茂大橋~高野橋)、鴨川(賀茂大橋~五条大橋)の範囲の清掃をしました。川辺の道だけでなく、長靴を履いて川の中でも清掃を行い、30リットルのゴミ袋56枚分のゴミを回収しました。

 また、活動を通して地域の方々にもゴミ問題に対する関心を持ってもらうことが出来ました。清掃中にはたくさんの方から「ありがとう」という言葉をかけていただいたり、散歩をしていた子どもと保護者の方が一緒にゴミを拾ってくれたりと、地域の方々の温かさを感じることが出来ました。写真1

写真2

今回は新しい取り組みとして清掃終了後に勉強会を開催し、鴨川のゴミ問題についてより深く考えていきました。その中で、鴨川の歴史やASUVIDが3年間取り組んできた鴨川清掃について学びました。

また、鴨川で起こるゴミ問題に対してどう行動していくか考える「かもがわタラレバ」というワークを実施し、これからの自分たちの取り組みについても話し合いました。例として、「鴨川を一人で歩いている時、お菓子の袋が5袋落ちていたら、あなたならどうする?」という問いに対しては「見て見ぬふりをしれしまう時がある」「持って帰って家で捨てる」など様々な意見が挙げられました。

写真3 写真4


 ASUVID今出川では2014年3月から鴨川清掃活動を実施しており、今回で12回目の活動となります。綺麗なイメージを持たれることの多い鴨川ですが、ゴミの不法投棄が問題となっており、実際に清掃してみるとお菓子の袋・ペットボトルなどのゴミや粗大ゴミがたくさん見られます。

 このようなゴミの問題は何度も清掃を行ったところで、解決することの難しい問題です。しかし、継続的に今回のような活動を行うことで、ゴミを捨てにくい環境づくりに寄与することを目指し、地域の方と一緒に綺麗な鴨川を作っていけるよう、今後の活動にも工夫を重ねていきたいと思います。

写真5